自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

太ももの筋トレが一番最初!

今日は暴風雪警報が解除され青空が見えました。

久しぶりのまぶしい朝日を浴びました。

良いお天気に促されたのか、

お昼前父から電話がありました。

「おい、今日家に帰るから迎えにこいよ。」

「。。。わかったからまっててね。」

と言って病院に向かました。

 

病院内で父が一人で自由に動ける範囲はベットとポータブルトイレの間だけ。

正味50cm内外をよっこらしょと移動するだけ。

あとはリハビリ教室のお部屋にむかうにも、

食堂に向かうにも車いすです。

 

去年の夏、

病院に行きたくないと駄々をこねてポータブルトイレに私一人で移動させようとしてできなかった事実が、

外泊は悪夢再びを思い起こしてしまいます。

せめて父が自分一人でしっかり立ち上がる筋力(大腿部=ふともも)が付いてくれればとおもいました。

 

病院で父が主に行うリハビリは、

立ち上がり(座位から立位)、自転車のペダルこぎ、

他色々な生活シーンを考慮しての全体の安定性を考えた流れになっています。

ただその流れを作りだす筋肉一つ一つが動かない動こうとしない身体の中では、

ドンドン力が失われていきます。

その流れをスムーズにするのは現在の筋肉の状態ではハードルが高すぎるのです。

 

思い切ってリハビリの先生に相談をしてみました。

たとえば太ももだけの筋トレを意識したもので自分一人でできそうなものはないでしょうかと。

(ダイエット目的に足首や手首におもりを巻いて普通と変わらない日常を過ごすということなどできないものか)

するとこのようなお返事が返ってきました。

 

日常の動作がスムーズにできるように、

なるべく一人で動くよう(リハビリに向かうよう)促すけれど、

その意欲がないため準備にまず時間がかかってしまう。

時間内でリハビリを行うため結果リハビリの量が少なくなる。

またおもりなどを付けての生活は、

今可能な動きができない状態になる可能性が高く、トラブルの素であり、

一人の時は装着は難しい。

リハビリ指導中に一部取り入れてみます。

とのお返事をいただきました。

 

座ってひざを伸ばして足首は直角に維持する動きをするだけで、

たとえば一日に3回5回ずつでも3週間で太ももの筋肉は育ちます。

小さなことですが何とか5月当たりまでに着けてもらい外出が可能なレベルにしたいものです。

そんなこんなで帰ろうとしたら、

入口のすぐ手前に

病院の勉強会で配られていたメモが置いてありました。

ふむふむと読んだ次第です。

 

要点

運動にかかわる原則:身体の機能は適度に使うと発達し、使わなければ委縮し、

過度に使えば障害を起こす。

運動の原則:3つのトレーニングの原理

①過負荷の原理:ある程度の負荷が必要。

②特異性の原理:使ったところが鍛えられる。

③可逆性の原理:やめたらもともどってしまう。

運動の効果:3点

①血流↑:認知症、内科疾患、予防、リラックスに役立つ。

②筋力↑:転倒、ロコモティブシンドロームの予防。

③骨↑:骨粗鬆症、骨折予防。

 

3分エクソサイズの一例が紹介されてました。

組み合わせは自由に、20秒間8種類でもOKだそうです。

簡単にできる内容ばかりです。

 

①腕の曲げ伸ばし:30秒

②足踏み(腿上げ):30秒

③立ち上がり(スクワット):30秒

④腕の曲げ伸ばし:30秒

⑤足踏み(腿上げ):30秒

⑥立ち上がり(スクワット):30秒

合計3分間で可能です。