病院の帰りによったドラッグストアで、
面白いものを見つけました。
(ビタミン入りのカラフルなものが販売されていました。)
タバコの代替品とまで行くのか行かないのかわかりませんが、
ニコチンなし、
タールなし、
受動喫煙ゼロをうたい文句にビタミン入りの水蒸気を吸い込むものです。
お店の人もまだ入ったばかりでよくわからない状態。
アイキャッチ画像として綺麗な女性が使用されています。
喫煙はニコチン中毒なので、
形だけ変えてもなかなか中断することが難しい嗜好です。
口寂しいことからお菓子を限りなく食べ続けることを、
回避する手段の一つにはなるかもしれません。
なぜに今この話題?
タバコを止めることがものすごーく大変なのは知っています。
もう身体にニコチンがしみ込んでいる状態が前提になってしまっているから。
だけどね。
いまいまは平気だいと強がっていらしても最終的には、
桂歌丸さんの状態になってしまう可能性が大である事だけは覚えておいてほしい。
前にも書き込んだかもしれないけど、
書き込みますね。
むかし勤務していた大学病院でのお話し。
長年の喫煙による肺の病気で、
酸素を常に投与されているのですが、
肺自体が壊れているため、
肺から皮下に漏れ出てしまう病気のお父さんがいました。
(皮下気腫という状態です。)
70代半ばですけど、
認知症もないし、
現状把握もしっかり。
毎日娘さんと奥さんがお見舞いに来てニコニコしてました。
でも私がおそーい夏休みに入り、
たった二週間病院から離れていた間になくなられてしまった。
そのお父さんが、
ある時こんなことお話しをしてくれてました。
「タバコを吸うきっかけって、
チョットしたいたずらだったり、
大人に見せたかったりで、
何となく始めてしまう場合が多いとおもうけど、
こんな病気になってしまうことが最初にわかっていたら、
すわなかったなあ。」
なんだかとても普通にポツリポツリお話しされたので、
どこに不満をぶつければいいのかわからない怒りと後悔が混じった内容とギャップがありすぎて、
ただお聞きすることしかできず、
何もお話し返す事ができないままお別れすることになってしまったのでした。
だからこのお父さんと同じ悔しい思いをしない為にも、
禁煙!禁煙!どうか禁煙をよろしくお願いいたします。