自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

ヘルスコンサルト①

どんなご飯毎日食べてますか?

 1、その前にお水は一日1リットルは飲んでますか?

2、タンパク質の必要量

3、良い油をとる

4、炭水化物は最後に少しだけ

5、ビタミン不足が確実ならサプリもありかも

 

 超一流の食事術という本をご存知ですか?

 

 アメリカの医師が書いて爆発的に売れた本です。

 

だいぶ前に購入して積読状態になっていたのですが、

実は5月の半ば、6月の始めにそちらのセミナーに参加してきました。

 

予防医学はあまり人気がないといわれてきましたが、

同じ志を持つ仲間がいる場は異常な熱気であふれていました。

 

川下の処理をしているのが現代の医療であるとしたら、

川上で目を光らせるのが予防医学です。

 

上に書いた5つのことは普段私の患者さんに毎回お話ししてきていることです。

 

ヘルスコンサルトの内容はそれ以上に詳しく細かく説明されていますが、

まずこのぐらいのことを押さえておくことができたら大きな病気は近寄らないだろうと思います。

 

1、一日の必要水分量=約1.5~2リットル

 美味しいこと、口当たりの良い事=健康に良いとは限りません。

ノンカフェインのあまり冷たくも熱くもない水分(ミネラルウォーター)を一日かけて上記の量は最低でも飲むことが必要です。

眼に見えない汗(不感蒸泄)と尿でこのくらいの水分は身体の外で出ています。

汗をかかなくても、のどが渇かなくても、

身体の細胞をイキイキ保つには必要です。

お通じのためにも、脳梗塞予防のためにも。

 

(夏休みの宿題でひまわりや朝顔を育てたことはありませんか?毎日の水やりを忘れるとすぐにへなへなになりましたよね?)

カフェイン入りのコーヒー、緑茶、ウーロン茶は美味しくても一日湯呑(200ml)で3杯くらいに抑えてください。

飲んだ以上におしっこが出ていきます。

 

口当たりの良いジュースは砂糖がたっぷり。

毎日のむことは控えましょう。

なぜならビタミン不足を招いたり、糖尿病予備軍になるからです。

時々美味しいものを味わいながら飲んでください。

 

2、タンパク質の必要量=標準体重一キログラム当たり一グラム(BMI=22 BW50キログラムなら50グラム必要)

この辺りは前の記事に細かくかいたのでそちらを参考にしてみてください。(タンパク質50グラムとれるかな?)

 タンパク質は多くとりすぎると腎臓に負担が出てきます。水分を十分にとることが前提です。

 

3、よい油をとる

オリーブオイル、荏胡麻油、紫蘇油など加工過程においてなるべく手が加えられていない油。

現在主食によって体内で起きているシュガーバーニング(糖代質燃焼型)をファットバーニング(脂質燃焼型)に変えていく。 手始めに生の良い油を一日大さじ1~3杯摂取していきましょう。

(生のオイルをそのままいただくのはやや抵抗があります。

サラダ、味噌汁、納豆などのオカズにかけて頂くと食べやすいです。聖路加HPの日野原先生はだいぶ前から実践されていました)

 

4、炭水化物は最後に少し。

急に美味しいごはんを食べないでと言われてもできないですよね。だから少しずつ減らしてください。

お茶碗一杯であったのを半分にしたり、

毎食食べていたのを朝だけにしてみたり。

目標は一日20グラム程度の炭水化物量。

食後の眠けが起こりにくくなります。

(キチンとお話しするには毎日どのような食餌内容なのか教えていただく必要がありますが、できたらジョーンズ博士の本を購入していただくとわかりやすいです。)

 

5、ビタミン不足が確実ならばサプリもあり。

野菜や果物で食物繊維とともに摂取していく事が理想ですが、

バランスよくとることはなかなか簡単ではありません。

スム―ジ―にすることで多数品目を一回で取ることができます。その時に3番目に書いた良い油を混ぜて飲まれるとよいのです。小腹がすいた時の良いサポート食品になります。

 

こんなことを毎日伝えているとだんだん行動できる人と、

うそんな面倒なことなんかできないという人に分かれてしまいます。

全部一度にするのではなく、いますぐにできることから少しずつ始めればよいのです。

 

少しずつ、少しずつしていくうちに変わります。

なんとなく身体のだるさが減ったり、

 

それこそ体重が減ったり、お通じが良くなり肌の調子も良くなります。

 

身体のメンテナンスにこんなに手間暇がかかることご存知でしたか?

 

喫煙や飲酒で体調の悪い方は是非休肝日をとることから始めましょう。

 

少しずつ自分のできるところから始めるのがコツです。