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自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

いびきと狭心症

もう10年以上前のことです。

 

朝早く電話が鳴りました。

 

「左の胸が突き刺さるように痛くなって治らない。」

 

いつも元気な働きもののお母さんからです。

 

すぐに来てもらうように伝えて心電図をとりました。

 

ところがその時にはもう何の症状もなく、心電図でも異常は見つかりません。

 

でも疲れたころの朝おきがけにしばしば生じる左の胸の痛み。

 

 

お母さんは不安のため専門病院で精密検査を受け

ました。

 

そこで名づけられたのは攣縮型狭心症もしくは異型狭心症

 

一昔前の教科書には狭心症といえば必ずこの名前も含まれていました。

 

血管は狭窄もないし、血圧も問題ない人なのになぜか起床前に生じやすい傾向がある狭心症として説明されていました。

 

本人はわかりませんが、いびきをよくかく人は呼吸もしばしば止まっていることがあります。

 

睡眠時無呼吸症候群と呼ばれます。

 

この病気によって高血圧症や、糖尿病、高脂血症など、

は悪性腫瘍を生み出す素地としても注意が呼び掛けられています。

 

このお母さんもイビキをよくかく人でありました。

 

それはかなり後になってから情報が入りました。

 

当初、いびきによる無呼吸と狭心症発作は結び付けられていません。

 

でも無呼吸状態が長く続くことはすなわち酸素が十分にいかない状態です。

 

狭心症と起きてくる発端は異なっても、同じ胸痛を生じてきてしまいます。

 

日常生活の些細なことが思わぬことを引き起こしている可能性があるお話しのいい例です。

 

いびきをかくよと一度でも言われたことのある方はぜひ、

簡単な検査でどのくらい呼吸が止まっているかがわかります。

 

いろいろな病気が起きてからではなく、

早いくらいに検査してみるといいですよ。