冬に多くみられる皮膚の状態ですが、
常に水仕事をしなければならない子育て中のお母さんや、
美容室の店員さんは、
指の関節のところがぱっくりと皮膚が切れまくっています。
水仕事が毎日ある→皮膚のバリアが壊れてしまう→ぱっくり
傷が治る前に水仕事→再びぱっくり。
外側からの治療は消毒と塗り薬、手袋の着用など。
でもその前に確認をしておくことがあります。
食餌や水分は十分に取れているでしょうか?
「治らないです。」
「痒くて知らないうちにかきむしって傷つけたりもするんです。」
そんな言葉を言われる方は大体皮膚が乾燥状態。
仕事や子育て中で忙しく、自分の身体の体調管理もままならないのです。
「水分も一日500ml取れたらいい方かな。」
「仕事中はお昼も何もなくておにぎり一つで朝から晩までのことがざらですよ。」
などなどお話しを聞けば聞くほど出てきます。
肌のバリア機能は血流の良しあしで決まりです。
循環が悪ければ、脂腺からの皮脂が十分に分泌されません。
乾燥によるかゆみ→かき壊し→修復中だけど痒くてかき壊し
を繰り返して、慢性の炎症化を引き起こしてきます。
色素沈着や、炎症の繰り返しによる苔癬化。
炎症を治すためには十分な栄養が必要です。
もう今までもうるさく言ってきたタンパク質。
外側からの治療だけでなく内側からの栄養補給も大事ですよ~。