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自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

そばにいるという安心作用

同居しながらの子育てが終わったので、

時間に余裕ができたせいか、毎日めまぐるしく動いていた時を、

思い出しては思うことがあります。

 

伴侶を失うことは、人生において1,2を争うストレスになりますが、

私は次男の出産間近に夫がなくなりました。

 

実家の仕事や、子育てにかまけてしまい夫と十分な会話をすることできずに別れがやってきて、本当に後悔しました。

 

仕事なんかしなきゃ良かった。

実家なんて、父親なんて愛人もどきにくれてやればよかった。

自分の居場所作りに必死で、戦うことに夢中で、

家族を作り上げる喜びを一緒に味わう幸せを逃してしまいました。

 

私が不器用で一つのこと一つしかできないのに、

仕事をする道をまず選んでしまっていたことや、

寂しいといえなかった夫の表面通りの大丈夫という言葉に甘えてしまってたこと、近くにいて精神面での変化に気付いてあげられなかったことなど色々な要素を考えました。

でも新生児と3歳児の世話で時間は過ぎていきます。

仕事も杖替わりになり、働き過ぎなければ抑うつ的にもならず

笑うことも少しはできました。

 

子離れする時期になって、ふたをしていた昔の感情があふれてきました。

 

今、自由を得るための手段として、起業が叫ばれています。

私自身もその一人です。

 

だけど20年仕事と子育てをしてきて、思うことは、

守られて(仕事しなくても)子育てできるのであれば、

してあげた方がいいと思います。

可能であれば私はそうしたかった。

 

子供が小さいときに先輩のお母さんたちに言われたことは、

子育ての期間は短くアッという間に過ぎてしまうから、

その間にスキンシップしっかりしてあげること。

 

仕事が休みの土曜日の午後や日曜日は、

なるべく一緒に過ごすようにして、

お弁当作って出かけたり、

簡単にできるチーズケーキばっかり作って、

肥満児にしてしまったり、良くない部分もあったけど、

なにか母親としてできることしたかった。

 

子供との楽しい思い出作りがしたかったです。

 

でも現実は仕事への変な責任感で、いつもいらいらしていて、

子供の気持ちを感じることがうまく出来なかったです。

 

いじめに会っても言わない長男。

友人宅でくつろぐ次男

さすがに慌てて時間外の往診を減らすように努力しました。

 

時間外の患者さんは都合のいい時だけ、

うちを利用することが多く、

いつもは違う先生にかかっている人が多かったから。

 

仕事よりも家族優先。

もっと早くに気が付くべきでした。

 

仕事はスピード感があって、実際楽しいです。

相手からの反応もあるし、経済的にもうれしいです。

 

 

でも子育ての時間はその時だけ。

ゲロとうんちにまみれて、食欲のない長男相手に格闘。

くだものの絵本を読んでみたら38度台の熱があるのに、

具合が悪いのを忘れて、喜んでくれたこと。

子供を叱ってたら、その頃うちで生まれた子猫が、

私に向かってニャーニャー鳴いて、子供を守ったこと。

その時は必死で、感情的になって、事をおさめようとしていたことが、今は宝ものに変化しています。

 

どんな薬より、近くにいてあげることが、安心という心のお薬にもなると思います。