自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

介護と健康

認知症のお母さんと二人暮らしの40代の男性。

今の時代に似合わず親孝行。

 

ずいぶん前に健診結果を見せてもらったところ、

血糖が高く定期的な検査が必要な状態でした。

 

しかし仕事先は数十キロ離れたところにあり、

家の近くでは、昼日中の受診ができないとのことで、

仕事場近くの先生に紹介をしていました。

 

ここ最近寒い日が続きました。

その男性のお母さんの薬の相談と同時に、

息子さんが心筋梗塞で救急搬送されたことを知りました。

 

介護や通勤で過労傾向ではなかったか?

 

食事はきちんとされていたのか?

 

担当の先生に、自宅で母親を介護していて、

食事、睡眠、運動など、普通なら自分一人でコントロールできることができない状態である事を伝えることができていたか?

 

お母さんの通院に必ず同伴していた姿を見て、

患者さん本人だけではなく、

家族の健康状態も確認しなければと、

いつも考えて声掛けしていたのに。

 

男性はあまり泣き言を言いません。

 

つらいとか、悲しいとか母親を前にしていては、

言えないのかもしれません。

 

主な担当ではないけれど、

患者さんの生活の軸となる方の健康状態についても、

ある程度は把握して声掛けしていくことが大事だと

思いました。

 

もし、あなたが家族を介護されていて、

主治医に家庭での自分の立ち位置を伝えていなかったら、

どこかでお話しをしていくべきだと思います。

 

体調不良になりやすい原因の一つが明らかになりますし、

対処しやすくなると思います。

 

つらかったら助けてもらいましょう。

自分のために時間を取ってください。