自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

見逃さないで小さな脳梗塞

3月も3週目に入りますが、

まだまだ寒い日が続いています。

お日様が出ていても風が冷たいのです。

さて先日とうとう恐れていた脳梗塞疑いの方が見えました。

初めて見えた方です。

60代後半まで整形以外お世話になったことがなく、

健診も去年まで問題なしでした。

 

3日前から左手に力が入らなくなったそうです。

そのうち治るだろうと放置。

でも治らない為に見えました。

 

一人できちんと歩くことができました。

お話もできました。

吐き気や頭痛はありません。

いつもより少しだけ血圧が高かったそうです。

 

日常の生活の流れをおききしたところ、

キーワードとして電気毛布、こたつが出てきました。

 

いつも通り舌の確認では舌苔が生えています。

(苔は専用のブラシ(が売っていますが)でとろうとすると味を感じる細胞に悪影響を与えてしまいます。(傷つけてしまうそうです。むかしむかし受けた病理の時間に

担当の先生がなんだか知らないけど一生けん命になって教えてくれました。)

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唾液が十分に分泌されているように水分補給をしていくことで徐々に剥がれ落ちていきます。ススキの中にぴょこんと出ているお地蔵様的な細胞です。)

 

 

水分はコーヒーや緑茶は飲みますが、

ノンカフェイン系のお茶や水は飲まれていませんでした。

 

いつも見える方には口酸っぱく言ってる内容です。

でも初めて見えた方は残念ですが今年の冬の寒さにやられてしまいました。

でも早めに治療開始することでいくらでもリハビリして力をとりも度すことができます。

 

治ってから定期薬等ある場合、

体調管理指導にうるさいスパルタでもよければまたこちらに来てみてくださいと、

大きい病院に紹介をしました。

基本の鶏スープ(丸鶏編)

中国で流行している健康体操に続き、お料理関係も。

 

DANCHUで健康寿命世界一の香港の元気の秘密について特集を出していました。

「まずはここから、コトコトにるだけ!」

 

一番初めに掲載されていた鶏のスープ。

シンプル大量、家族の人数が少ない場合は冷凍保存する必要ありかもしれません。

 

材料:(作りやすい分量・出来上がり量1~1.3リットル)

丸鶏(中抜きしたもの)・・・1羽分

水・・・2リットル

生姜(薄切り)・・・2枚

塩・・・少々

 

作り方

1.鍋に丸鶏、水を入れて強めの中火にかける。

煮立ったら、しょうがを加える。

2.再度煮立ったら中火にし、

塩を加えて蓋をし、30~40分煮る。

途中数回蓋を外してあくが出たらすくいとる。

 

*鍋に鶏が入らない場合は、脚、胸などに切り分けて煮る。

味が早く出る利点もあり。

*脂が気になる場合は、皮を取り除いてから調理する。

*あく取リガ面倒な場合は一度茹でこぼすとあく取不要。

*鶏の大きさにや好みに合わせて、水の量や煮る時間は加減する。

 

茹でこぼしてから圧力鍋を使うことで料理の時間が短縮できますね。

丸鶏、どこに売ってるかな~?

わがまま、文句が出るのは元気な証拠

どんどん元気になっている父です。

 

どんどんわがままになってきています。

 

リハビリ病院と違い治療に専念する病院です。

 

看護婦さんは忙しく効率的に処置をされ無駄話はできません。

 

まだ炎症反応がありお風呂にも入れません。

 

「おい、今日車に乗せて家に連れていってくれ。」

「ふろにもはいっていないんだ。」

「1000円札あるか、それでタバコ買ってきてくれ。」

 

まあ、着くや否やいいまくります。

うまく起き上がれない状態なのをいいことに、

ふんふんと話だけ聞いて帰ります。

 

リハビリ病院に転院できるくらい元気になったら、

移動ちゅうのタクシー内で一服できるように計らうことを約束しました。

 

でもそんな約束も明日まで覚えているかどうかという状態。

 

父は自分がその立場にならないとわからないある意味では、

恵まれてた人なのです。

 

娘の夫が亡くなったときも平然としていたし。

何やかやと言葉をかけることははなから無理だし。

耐えてやっと人の気持ちがわかるようになったのだから。

 

冷たいかもしれないけれどここはきっちり頑張ってもらわばければ外出できません。

 

当たり前のように思えても懇願度が高くなるとどうなるかわからないので、

今日は懇願中でしたが身を乗り出して帰りたがってしまっていると、

看護師さんにバトンタッチしました。

 

以前にも書きました。

大黒柱であった人が認知症になり、

その支配権をにぎったまま認知症が進行してしまうと、

配下の家族は巻き込まれて大変なことになります。

 

外から見たら冷たいと思われてしまいますが、

言いたいことは言わせてあげるけれど、

いままでの権力構造はいったんチャラにして、

家族が幸せに向かう方向へ舵を切らなければなりません。

まだ父の場合はまだらですけれど、

意思の疎通があるので(いい場合も悪い場合もありますが)、

最後には笑い話にすることもできます。

 

生きていても仕方ないなんてほざいたりしていても、

具合が悪くなったら必死に治そうとしているところを見ている私です。

甘えていい部分と悪い部分くらい認知症になってもわかってくれるような病気であればいいのに。

元気になってきた証拠だと考えを切り替えました。

 

 

 

春旅立の季節!鳥の巣症候群に御注意!!

鳥の巣症候群ってご存知ですか?

 

卵からひながかえって巣の中が空っぽになるように、

ちょうど胸の真ん中あたりに空洞ができて冷たい風がスース―入り込んでくる様子をイメージしてみてください。

 

 

少し寂しい気持ちになりませんか?

 

子育て孫育てをしてきたお母さん、おばあちゃんがよくかかる病気です。

 

今はちょうど別れの季節です。

学校や会社だけでなく家庭内でも別れがあるのです。

 

その悲しさつらさを感情で十分に表現してお互いにつながりを確認することができないと大変な事態を招きかねません。

 

どんな状態?

 

たとえば仮面うつ。

不眠、頭痛、腹痛、便秘。

いろいろな症状で身体は緊急事態を知らせます。

しかし薬を内服しても完全に治らずドクターショッピングしてしまうと、

薬の副作用で大本の原因がどんどん隠されていってしまいます。

 

症状があっても頑張ってしまうと、

食欲の低下からの体調不良、

筋力低下からの転倒骨折寝たきり認知のコースも待ちかねています。

 

最初から決めつけることはできませんが、

肉体レベルの異常だとしても鳥の巣症候群の可能性も否定できないという立ち位置でみていくことが大事です。

 

なぜこのような病気があるのか?

むかしからの日本女性の役割が因をなしています。

自分のことよりもまず家、夫、子供、孫と尽くすのが仕事できてしまっています。

そのため何も手をかけてあげるものがなくなった時どのようにしたら良いのかわからないのです。

 

子育て、孫育て中に自分のために時間を作り楽しむことが一番の予防です。

家族に悪いなあなんて思わないで週に一回、月に二回は外出して楽しむ。

 

都会ならすぐ近くに楽しむ場所がありますが、

田舎は意を決して外出することを宣言しなければなりません。

 

反発は相当なものだと思います。

でも自分の人生は自分のものです。

 

子供や孫のせいにしたくなければ一人もしくはお友達と過ごす時間を作り出してみてください。

 

そうすれば明るく笑顔でみんなを送り出すことも平気でできます。

 

今からおばあちゃん、お母さんになる方は注意してみてください。

 

 

 

卵サンドイッチ

タンパク質を食べましょう編

栗原はるみさんのレシピです。

 

材料(6個分)

食パン・・・(サンドイッチ用12枚切り)1パック

卵・・・10個

マヨネーズ・・・3/4カップ

塩・コショウ・・・少々

 

作り方

1. 鍋に卵を入れ、かぶるまで水を加えて火にかける。

水から約12分ゆでて冷水にとって覚まし、殻をむく。

2.卵は水気を拭き、大きめのざく切りにしてボウルに入れる。

マヨネーズ、塩、コショウを加えてさっくりと混ぜる。

3.パンを並べて2の卵をのせて、もう一枚でサンドする。

食べやすい大きさに切る。

復活

暴風雪が続きいつもの病院通いができませんでした。

風はまだ強かったのですが昨日病院に行ってきました。

 

病室が1人部屋から3人部屋に変わっていました。

ドアを開けて覗いてみると、

セッティングされたおひるごはん(流動食メイン)を手にもってご飯を食べています。

 

「おとうさん。ご飯食べられる?」

「ん、なんだ。」

 

声はかすれ弱弱しいですがきちんと反応します。

感染には弱くても復活する力がありました。

リハビリ病院での規則正しい生活、食事、運動。

自宅で自由気ままにしていた時とは異なる流れが弱っていたはずの身体を、

元気にしてくれていました。

 

ただ一人で全部きれいに食べるまでには至らず、

時々眠りこけそうになりながらの食事のため、

最後のほうは介助し全量摂取することができました。

 

途中いつものご飯への文句も出ました。

味付けの濃いものが好きなのに病院食は薄味だというのです。

食事への文句が出たらしめたものです。

元気な時の父の口癖ですから。

 

途中顔を出してくれた若い看護師さんの声を聞いたら、

かすれ声ではなく身の入った声で反応しています。

(80になっても男のさが全開)

この調子で少しずつでも回復したら必ず一度うちに連れて帰ろうと思いました。

 

この冬は異常気象が最後にたくさんやってきました。

いつもは使わない電気毛布を引っ張り出して使う人がかなり見えました。

電気毛布の使い方しってますか?

本当に正しい使い方なんてないかもしれませんが、

寝る前まで温めて睡眠中は電気を切るようにしたほうが安全だと思います。

電気がついたまま寝てしまうとへたをしたら人間版のしわしわ煮豆が出来上がります。

 

一晩ずっと電気をつけて寝てしまうと一晩でかなり脱水が進んでしまいます。

朝起きた時の異常な口渇、のどのいらいら、痰のからみ、立ちくらみ、めまい。

いろいろな症状が出てしまいます。

 

体がうまく動かない場合、

トイレに行く回数を減らすために水分摂取量が少なくなる場合があります。

自ら尿路感染症(膀胱炎や腎盂腎炎)を引き寄せてしまいます。

 

寝室の室温調節も大切です。

暖房が切れてとても寒い中肌が触れる布団の中だけ電気毛布で温めていると、

起床時の寒暖差に血圧が変動しやすいです。

パネルヒーター、オイルヒーターなどの空気を汚さない暖房器具を、

寝室、お風呂場、トイレなどに設置するよう冬のはじめには耳だこでお話ししてきたはずでした。

でも案外みなさんケロッと寒い中スリッパもはかずに廊下を歩いてたり、

退院直後にはきちんと設置していたパネルヒーターもこの冬は出さずに済んだなあとのんきなことをいわれます。

事後報告を受ける私は何事もなくて本当に良かったと思うしかありません。

今年は冬の前に暖房設置のチェックシートを作ろうと思います。