自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

ミネラル不足と歩行障害

 食欲の秋。のはずなのに今日は一人病院に送りました。

 

90代のおじいちゃん。

 

2,3日前に自宅で転んでしまいました。

 

実は9月に具合が悪いと血液検査をしたところ、

低ナトリウム血症がありました。

 

食欲もあり、お味噌汁や、梅干しもキチンと食べることができていたのに急遽塩分濃度の濃い補液をしました。

 

少しだけ気分が良くなったといわれていましたが、

今日再び具合が悪いと呼び出しです。

 

昔むかし軍隊では医師のもとで看護役をしていたと、

自慢話をしながらも体調管理を怠らない方です。

 

減塩しすぎたのか、

水分を取りすぎたのか?

 

歩くことができないという訴えでした。

 

気弱になったおじいちゃん、

何を思ってか「今まで長いことおせわになったなあ、

俺も95だ。いつ死んでもいいんだ。」と言われます。

 

私「おじいちゃん。まだ100まで行ってないよ。

残念だけど死ぬ死ぬ言う人ほど元気になって帰ってくるよ。」

とこたえました。

 

自分で頑張って体調管理している方でも、

このような事態が訪れます。

 

若い方であれば一食簡単に抜いたとしても耐えられる身体でも、

ある年齢を越えてしまうとかなりの見守りが必要になります。

 

どのくらい食べたのか?

何を食べたのか?

何時たべたか?

何回食事することができたか?

ただ単に食事をとりましたの背景には、

トラブルを招くきっかけになる要因がいろいろ隠れています。

 

 

筋肉の動きは電解質の濃度によって影響をかなり受けます。

筋肉が十分ついている若い人であれば、

耐えられる変化でも、

高齢者の場合は耐えられません。

 

バランスの良い食事としかあいまいに表現することしかできないことが悲しいですが、

とにかく偏りなくいろいろな種類のものを食べていかないとなりません。

もしそれが難しければ栄養補助食品に助けてもらうのです。

プロテインパウダーにも助けてもらうのです。

筋肉は自分の身体を温めてくれるカイロになります。

筋肉の少ない身体は冷えが起こりやすくなります。

動けない為に筋肉がやせていく場合も、

なんとか他動的に(EMS等)筋肉を付けていくことが今は可能です。

食べて動かし太らせる。

この一連を年を取ってから始めるのはかなりつらいものがあります。

今からどの年代の方も筋肉の貯金を始めましょう。

 

運動とバランスの良い食事で作ることができます。

 

一生懸命階段昇降していたおじいちゃん。

 

大丈夫だから頑張れ。

 

 

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さてここで文面とはあまり関係ないですが、

他動的筋トレをぜひともおすすめしたい和佐大輔さんのお話しをしたいと思います。

インターネットの世界であれば知る人ぞ知る和佐大輔さんですが、

あまり筋トレの重要性についてご自身あまりはご存じありません。

正常者の動作を行うのに半日以上かかることを練習するくらいなら筋トレリハビリなんていらないと投げ捨てられています。

(今までいろんな記事を読んだところ)

正常者と同じ仕事をするためではなく、

身体の体温調節が難しい脊損障害が素地にある体を守るためにも筋肉を付けることはとても大切です。

動く部位をとにかく鍛えて筋肉を付けてほしいです。

筋肉を付けることで血管も太くなります。

緊急時に血管確保ができます。

と苦言ばかりを書いてみました。

(若い人の希望の星とあってほしいが故の文面でした。)

 

ところで和佐大輔さんは、

インターネットの世界では暴れん坊将軍のごとき存在であります。

10月3日からその活動が始まります。

興味のある方は是非こちらをご覧ください。

https://daisukewasa.com/creativedestruction/

 

ヨモギとスパイス、セロリ、ニンジンとの知られざる関係

食物アレルギーによるアナフィラキシーショック

 

そばやエビ、カニなどが有名です。

 

それよりも軽い症状ですが、

口の中や、

唇が腫れてしまったり、

咳がでたりする場合もあります。

 

ただ少し腫れるだけだからと甘く見ているととても怖いです。

 

 

さて今日見かけた記事。

 

秋に見られるブタクサ、ヨモギなどのキク科の花粉による困った状態についてでした。

 

以前からメロンやパイナップルで唇が腫れたり、咳が出るなどいろいろなアレルギーがあるものだと思っていましたが、

こんな風にも関連があるのでした。

 

ヨモギやブタクサにアレルギー反応がある方が、

ヨモギ、ブタクサの花粉と関連のある(交叉性がある)食物をとることで口腔内や唇の腫れなどの症状を起こすことを、

花粉ー食物アレルギー症候群と呼びます。

 

重篤アナフィラキシーショックを起こすことがあるのです。

 

ヨモギと関連のあるセロリですが、

カレー粉やスナック菓子の味付けに使われているスパイスに含まれていて、

ヨモギもセロリも食べていないけれど、

カレーやスナック菓子を食べることでアレルギー症状が出現してしまうという大変迷惑な事態。

 

なんだかこのお菓子食べると、

咳がこんこん、

息苦しい感じ?

目が重くて痒くなる?

こんなこともし経験されたことのある方は、

一度アレルギーの検査を受けてみてください。

 

ヨモギやブタクサの反応が陽性であったら下記の食品にも気を付けてください。

 

キク科ブタクサの花粉にアレルギー反応が陽性である場合

関連があるとされている食品➡メロン、スイカ、ズッキーニ、キュウリ(ウリ科)、バナナ(バショウ科)

 

キク科ヨモギの花粉にアレルギー反応が陽性である場合

関連があるとされている食品➡セロリ、スパイス(クミン、フェンネルコリアンダーなど)にんじん(セリ科)、キウイ、

ピーナッツ

 

*これを食べるともう危ないということがわかっていらっしゃる方は是非エピペンという自分で治療することのできる薬(注射薬)を携帯してください。

処方時にキチンと扱い方が説明されますし、

蜂に刺されてショックを起こしそうになった時にも使えます。

アレルギー反応は人それぞれですが、

命に直結する症状を起こしてしまう食品、きっかけの原因がわかり、不可抗力で症状を引き起こしてしまう可能性のある方は是非

御一考を!

 

サルモネラ菌と食中毒

サルモネラ菌と食中毒

 

地元ではお盆過ぎから高熱と下痢の症状が多くみられたためなのか(もしくは某ポテトサラダの影響?)、

とうとう保健所の情報収集が始まりました。

 

サルモネラ菌による食中毒は夏に多いです。

 

872時間の潜伏期間のあとに、

腹痛、高熱、嘔吐。

数回から十数回の水溶性下痢、粘血便など認める。

脱水が進んでもうヘロヘロ状態になり、

熱が出て嘔気で水分を取れない為、

点滴が絶対必要です。)

もともとの体調がわるいと{ステロイド使用している方、65歳以上の高齢者、後天性免疫不全症候群、炎症性腸疾患、透析患者の方たちは特に注意!!}

 

腸管内だけではなく菌が血管内に移動して菌血症となって心臓や関節などの炎症、胆道感染、中枢神経感染などを引き起こしてきます。

 

一件当たりの患者さんの数も多くなります。

 

大量に調理されるお弁当やお惣菜が原因として多く、

食材の中では鶏のミンチ肉、卵が原因のことが多いです。

犬や猫がその菌をもっていることもあり、

その排泄物で汚染された河川や土壌や、その土壌から栽培される野菜が汚染されている場合もあります。

調理の時には調理者も食材もよく洗う必要があります。

ペットを触ったらやはりこまめに手洗いが必要です。

たまごは鶏のお尻から出てきます。

もちろん現在は鶏卵選別施設では卵の洗浄が徹底されていて、

卵殻についた菌からの汚染は減っているそうです。

しかし鶏の卵管や卵巣内に菌が住み着いていることもありすでにサルモネラ菌に感染している場合、

そのような卵を使った自家製のマヨネーズ、アイスクリームなどが原因になることもあるそうです。

 

一番の予防は卵や食肉の生食を避けることです。

→鳥刺し、牛生レバー、豚生レバー。

 

大体の菌は加熱(60℃・15分、70℃・1分)で殺菌されます。

生野菜なども流水で洗うことが大切です。

 

冷凍食品の場合は冷凍中には菌は増えませんが、

電子レンジで解凍されたあとに、

常温に放置したりすると菌が増殖することがあるので十分に加熱をすることが大切です。

 

目に見えないものを相手にするため、

いらぬ心配に見えそうですが、

死亡事故に発展したりしています。

注意するに越したことはありません。

今日はいつもと違い堅苦しい流れでした。

 

 

有楽町のビックカメラと日光不足と骨粗鬆症

 

有楽町のビックカメラと日光不足と骨粗鬆症

 

一生懸命ビル内で働いている若い人達へ。

時々用事がなくても外に出て日の光を浴びてください。

ずっとビル内で忙しさにまぎれていたらいいことありませんよー。

ちゃんとお昼もとれるようにしてください。

とれない場合はカロリーメイトプロテインバーをポッケにしのばせて空いた時間にもぐもぐ食べてください。

お客さんが途切れないお店だからこそ体調管理気を付けてください。

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なぜこんなことを叫んでいるのかというと。

 

連休最後の日、

有楽町のビックカメラに出かけました。

「モバイルのルーター」を購入するためです。

駅から看板が見えてすぐにわかるお店。

都内の地下鉄、JRすべて迷子の誘導に見える田舎のおばさんには力強い存在です。

 

目指すNTTさんはビル一階の奥の奥にありました。

太陽の代わりに電気がこうこうと光っています。

 

午前中に何とか手に入れたい事を伝え約数十分の説明が始まりました。

最初は時間もったいないなあと思いながら耳を傾けました。

(先月子供のパソコン購入時に体験していたため。)

NTTで契約している携帯について確認があり、

今よりもかなりお安い状態にすることができることも教えていただけました。

息子が使っていたアイパッドも新機種に交換(それも無料で)できるということまでおまけつきです。

説明が終わり上司の方との二重確認、重要事項の再度確認。手慣れた形でお話が進みます。

Wi-Fi対応になっていない私のパソコン状態もなおしてもらいました。

こんなに丁寧にたくさんおまけがついてくるのは東京だから?というくらいサービス満点でした。

 

そこで少し気になった担当の方の顔色。

若いのにお疲れかな?と思いました。

あんまり丁寧に対応していただいたのでいつものお節介せずにいられなくなりました。

ちょうど電気屋さんについたのがお昼前です。

それなのにお客さんは後から後から途切れません。

若い従業員の方たちがたくさん狭い通路を行ったり来たりして一生懸命です。

気になったのは3つ。

一つはいつもの水分。

お客さん用のウォーターサーバーはありますが、

従業員さんたちが飲んでいる感じはありません。

サービス業ならではの矛盾です。

仕事最優先で体調管理が日常的にできていない様子です。

健診で異常を指摘される前に予防する流れになってほしいです。

水分摂取とトイレに行く自由をどうか社長さん与えてあげてください。

二つ目は担当してくれた店員さんの顔色。

「おひる時間にすみませんね。

ご飯はしっかり食べています?」

いつもの質問です。

返事を待たずに以下のことをお話ししました。

「今週のターザンに毎食20グラムずつタンパク質とりましょうという特集が組まれています。

ぜひそれを読んでみてください。

すごくやせていらっしゃるでしょう?

きちんと食べているかお母さん心配するくらい。

ものすごく丁寧に対応していただいたのでこちらも少しなんだかお伝えしたくなりました。」

まんまおばさん対応です。

3つ目はビル内で一日中待機されてのお仕事。

30メートルも歩けばすぐ外なのですけれど、

あの忙しさではアッという間に夕方になっているに違いありません。

 

細身=骨太ではない。

骨格をしっかりしないと何十年後かに訪れる健康寿命の年齢の時に困ります。

 

骨粗しょう症の予防です。

カルシウムの吸収をよくするためにビタミンDが必要です。

食事からだけではなく、日光浴により皮膚でも作られます。

 

そのために必要な条件としては、

夏であれば木陰で30分。

冬であれば手や胸に一時間程度。

日光に当たればよいのです。

でもたぶんできていません。

ずいぶん前に書いた美容師さんの時も叫びました。

一生懸命な若い人ほど自分の体調を顧みず仕事に励みます。

どうか身体を壊してしまう前に一日のちょっとした時間を体調管理の時間として使えるようにしてほしいです。

あの忙しさでは一人休まれたらしわ寄せは大変なはずです。

名刺も頂きました。

皆さん。

有楽町のビックカメラのNTTさんに行ったらどうぞこの方をご指名してください。

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 どうしても直射日光がダメという方は、

鮟鱇の肝、しらす干し(乾燥)、イワシ(丸干し)、筋子、

いくら、鮭、スモークサーモンなど意識して召し上がってください。

乾燥度の高いものでは、きくらげ、イワシ(みりん干し)、

たたみいわし、いかなごの佃煮、ワカサギの佃煮などです。

 

 

免疫機能アップ!おやつにメイバランス!!

今日は台風の大風の日でした。

 

午後から少し落ち着いたのでおやつと、

まじめに歯磨きをしていたので少なくなった歯磨き粉をもってのお見舞いでした。

 

祭日ですがデイサービスのお部屋も外来の廊下も人の気配がありました。

 

父は家では絶対にしない座りながらの運動をしていました。(ペダル踏み)

 

バツが悪いだろうから看護師さんにおやつと歯磨き粉の件だけ報告。

 

最近元気になってきた為か文句の割合が増えました。

 

「食事がまずい。」

「塩分が足りなくて食欲がわかない。」

「塩辛もってきてくれ。」

 

一応患者さんなんですけどね。

 

でもこういう時の父は元気が出てきた証拠なので、

真正面に受け取ることはせずこちらが大人対応しないといけません。

 

食事の摂取量は大体8割レベル。

 

病院食であれば一番心配していた蛋白質の量も確実に必要な分含まれているはずです。

 

でも入院セットの中にポリデントや義歯入れが含まれているように、

皆さん歯のトラブルを抱えています。

 

かたいものは食べられないとはなから敬遠しがちです。

 

やっと出されたお肉を全部食べたとしてもその半分も蛋白質は含まれていません。

 

その上、まずいの味が薄いのというご意見ばかりでは、

冬に向けての免疫能をしっかり付けることは難しいです。

 

今までは好きなスイートポテト、牡丹餅、シュークリーム、プリン等をもっていってたけれど、

よし明日はメイバランスもっていこう。

 

甘いものがすきなら何とか飲めるでしょう。

125ミリリットル中に蛋白質が7.5グラムも入ってます。

 

アーありがたい。

蛋白質を7.5グラムを食材でとるのは一仕事です。

 

今から寒い時期に向けて飲んでもらおう。

 

筋肉もついてくれるし、

疲れ残りにくくなるし絶対に飲んでもらう。

 

家では絶対にしないリハビリをけなげにやってる姿を見ての感想でした。

 

リハ病院の夕食風景

週末になり少し休んでからお見舞いに出かけました。

 

5時少し前に到着。

 

病棟中の患者さんが同じ入院時の寝間着を着て大きい部屋に集合していました。

 

看護師さんの人数の少ない時間帯です。

 

忙しそうに立ち働く看護師さんやヘルパーさんをしり目に、

手持無沙汰に座っていました。

 

ある人は車いす、ある人は椅子に座っていますが、

一つ気になることがありました。

 

昼の間お見舞いしていた時には見られなかった表情のなさ。

 

いつも与えてもらってばかりいる環境のせいか、

相手がいないと何をしたらよいのかわからないという感じがしました。

 

楽しいはずの食事の前なのに。

 

病院の食事だからなのか。

 

ただ単に話すことがないからなのか。

 

一人おしゃべりなおばさんでもいて、

明るい声一つ流れているだけでも違うでしょうに。

 

なんだかとても寂しーものを見てしまいました。

 

あり方の勉強もしなければいけないと本気で思いました。

 

どんな環境下でもアウシュビッツよりはましです。

 

豊かだからこその貧しさにまみれないように。

人生の先輩の皆さんに教えてもらいましたということにしておこう。

 

病院の夕食。

 

さびしすぎるよ。

 

 

カップ麺と子供のやけど

忙しいときに便利なもの。

 

カップ麺。

 

安価でおいしいですからね。

 

こんな記事を見かけました。

 

子供のやけどの原因として、

カップ麺があると。

 

時間帯も反映していて、

昼時にやけどの数が多いのだと。

 

子供は背が低くて、

カップ麺をこぼした場合、

頭から熱い汁をかぶりやすい。(イメージ)

 

カップ麺の汁は味が付いていますから、

ただのお湯よりも温度が高いです。

 

やけどは表面積が広ければ広いほど重症化しやすいです。

 

小さなお子さんのいる家庭での、

カップ麺作成時には少しだけ気を付けてみてください。

 

おいしいラーメンを楽しく待っていたけど、

待ちきれず騒いでしまうお子さんもいらっしゃるでしょう。

 

カップ麺に熱湯を注ぐときは、

机の端っこじゃなく真ん中においてくださいね。

 

家族みんなで美味しく食べましょう。